ゆるり家の日常 第89幕
ゆるりです。
個人記事です。
個人ブログのように書いていいよとメンバーが言ってくれたので、我が家の日々や私の個人的意見を書かせていただいてます。
軽く読み流してくださいませ。
固執…執着ともいうのかな。
お義父さんはドアや衝立、テーブルや椅子、食器棚などに固執していた。
今でもドアには引っかかる。
なぜなら、廊下にあるから必ず手が届くから。
元気な時ほどひっかかる。
周りに目がいくからかも。好奇心?
でも、前にも後ろにも動けなくなっちゃうから、「おいっ」て感じ。
実は少し前…冬~初夏にかけてはやっていなかったような…。
今思えば、活動量が極端に減っておとなしくなりすぎていたような気もする。
車いすになり、生活スタイルが激変したからかも。
以前は幻視・妄想をかねての固執だったけど、今は単に‘気になる’らしい。
なんだかわからないけど‘触っちゃう’んだって。
なんだそりゃ。
同居を始めたころは、すごく多くて、私達はそれでイライラ…。
通い介護の頃は、お義父さんの家なのだからと、お義父さんのペースで生活(介護)していたし、触っているものもお義父さんの物だから好きにさせていたけど、同居となるとそうはいかない。
私達の生活にお義父さんが入ってきたわけだから、気持ちの切り替えがうまくいかなかったのだ。
四六時中、ガタガタ・ガチャガチャ、ついでにウロウロ。
天井から吊るされているタイプの衝立を揺らされると、壊れるんじゃないかという心配とマンションだから騒音で苦情がくるんじゃないかという心配の両方あった。
当時は「壊れてる」だの「仕事で~」「○○が~」だのと妄想を兼ねていたので、やめさせるのに一苦労。
30分以上やっていたような気がする。
洗面所のドアノブの次はトイレのドアノブと移動もしていた。
「トイレに入れないからやめて~」って思った。
無理やりやめさせて怒らせたこともあったな。
見守りにも限界があるわけさ。物にもよるしね。
「いい加減にして~」って耳ふさいでた。
今は妄想を持っていないから、説明すればゆっくり手を離してくれる。
時間はかかるけど、無理に離そうとすると、お義父さんもムキになって力入って大変だったりするから。
メンドクサイとそのままほっておいたりして。
この間、帰宅して後ろ向きで部屋に行こうとしたら、ドアノブに引っかかった。
廊下は狭く、引っかかると横を通り抜けられない。
そこへ来客。
おでぶな私は汗かきかき横をすり抜け応対。
終わって振り向いたら、手を離して頭掻いてるし…もう!
もともと日曜大工的なことが好きだったというから、そういうことなのかな。
そういえば以前、ショート先で椅子ひっくり返して修理?点検?していたり、車いすの方の足元に座り込んで、車いす触っていたりするのを見て、ヒヤヒヤしたな~。
最終的にはどの行為も、
「お疲れさま。ありがとう」
で、なんとかなったような…。
便利?な言葉だ。
介護生活において、我が家でこの言葉がない日はない。
もう何万回も言った気がする。
*レビー特有のものかはわからないけど、独自の行動でもないようなので、カテゴリは‘レビーの不思議ちゃん’にしました。