4月4日(木)レビー小体型認知症フォーラム2013を無事に開催することができました。
前日は東京地方嵐でしたから、心配したものの、カラッと晴れ上がり暑いくらいでした。そして大勢の方々が参加してくださって、わたしたちも驚きました。当日朝まで担当の電話が鳴り続けました。「まだ入れますか?」
仲間のゆるりさんの初登壇も大成功。
お義父さんのハンサムなお顔にみなさん見とれていらっしゃいましたね。
ゆるり流介護もみなさんに伝わったことと思います。
介護のかたちはほんとうにぞれぞれです、
でもオプティミズムという面があっていいと思うんです。
「この人はわからなくなっちゃった」というところに執着するのではなく
「あ、わかったんだ」というところにスタートをおけば、
「わかるんだ」という条件のもとにすべての行動をつなげることができる。そして何よりもご本人の不安を取除いて、笑顔の続きが
みられるわけです。というかレビーの方はわかってますから。
目でも手でもちゃんと反応してますからね。これがわからないようでは
いけません。←ちと厳しいいい方ですけど。
そうすると今までのように、いつものように、一緒に生活しているんだと
いう気持ちを持続できるのではないかと。
認知症であっても要介護5であっても胃ろうであっても、
家族3人で暮らすゆるり家、みなさんにも元気玉が届きましたでしょうか。
ゆるりさんもお疲れさまでした。
現役介護家族がこうやって、フォーラム登壇というのは
介護中の方は想像つくと思いますが、
ゆるりさんも大忙しだったことと思います。
ありがとうございました。
また、おしゃべり会の仲間たちが、遠方からきてくださったこと、
みなさんの近況も伺え、「旅行に行ったのよ」「うちも今度行くの」
「だいじょうぶ」と
いうことばを聞きながら、ああ、よかったあと。
また新しい仲間たちが、ご本人同伴で参加してくださいました。
大変な介護のさなか、かけつけてくれた仲間もいました。
ご挨拶できなかった方もいたけれど、ほんとにいっぱい来てくださいました。
ひとりじゃない、仲間がいる。
会場で、ご本人たちが、話を聞いて、大きくうなづく姿、眠らずに
身を乗り出して耳を傾ける姿を拝見して、こころが大きく動きました。
ご本人の声を聞いてください。
じっくり聞いてください。
ほかのことばは忘れて、私もこのことだけを繰り返していました。
レビー小体型認知症を正しく理解し、希望のあるより良い時間を
作り出すために一緒に考えていきましょう。
家族も家族だけではなく支える人々もみんな一緒に。
5月から町田市でおしゃべり会を毎月開催することになりました。
介護職の方、医療関係者も参加していただこうと思っています。
詳細は後日お知らせいたします。
家族だけの発信から、精神論ではない、より具体的に、
多彩ではあるけれど、さらに理解していただきやすいレビーを
発信していこうと考えています。
みなさんのご協力をよろしくお願い致します。
みなさま、ほんとうにありがとうございました♪
by boss